上海に来て、丸2年が過ぎました。ささやかにお祝い。
今日のおすすめをいくつか注文し(牡蠣フライ等も美味しかった!)
好きなお寿司をいただきました。
2年が過ぎた、と言われ、当時の記憶というか気持ちが蘇りました。
夜中近くに部屋(仮の)に着いて、
何もないのでファミマ、その後お腹を満たすためにお蕎麦屋さんに行った。
信号のない大通りを颯爽と渡る人々の中、大騒ぎしながら走ったな。
今では「むしろ車を止めてやる」くらいの気持ちで、
横断歩道ではない場所を堂々と横断しています。(自慢できない)
あの年は、既に空気がとても悪くて。
どこに行くにも気分は最悪で、むしろどこにも出かけたくなくて。
ちょっと綺麗な施設にほっとするのも束の間、警戒心はすぐに蘇り、
安心できない日々が続いた。
街中、人も車もうるさいし、部屋に入ってもバイクの盗難防止音がビービー!響き渡って
ここ何階よ!?なんでこんなにうるさいの!?と、イライラしたり。
神経質に磨きがかかって、猜疑心でいっぱい。
そのうち慣れると分かってはいても、そんな日は遠そうだと軽く絶望したり。
それでも少しずつ、楽しい、と思えることがこの地でも増えてきて、
なんていうのか、物事に対して少しは寛容になれた気がします。
2年は早かった。きっと本帰国までの期間も、過ぎてみればあっという間なことでしょう。
その時は、後ろ髪を引かれるくらいには、この地のことを愛せていますように。
家族が、日本人の皆さんたちが無事で、つまりこの地の人々が幸せで
そして楽しく日々を過ごせることを願って。
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